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Your search : [ author:文·李順然 写真·馮] Total 274 Search Results,Processed in 0.088 second(s)
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1. 第九話 貞観の治と北京の古刹―唐
北京には古刹(こさつ)が多い 唐代に建立された寺もある 法源寺、戒台寺、臥仏寺……いまもその姿をとどめている法源寺のライラック 戒台寺の松 臥仏寺の臘梅 いまも北京市民に愛されている法源寺のライラック長いあいだ南北に分かれていた中国を統一したとはいえ、隋は短命でした。事実上、文帝と煬帝(ようだい)の二代、三十八年の天下だったのです。その滅亡の原因の一つとして、第二代皇帝、煬帝の無謀な高句麗遠征の失
Author: 文·李順然 写真·馮 Year 2002 Issue 9 PDF HTML
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2. 第一話 北京の点と線―はじめに
五十万年も昔の北京原人から 北京を舞台に脈々と続く人類の歩み そこに現われたあの事件この人物 『三国志』の劉備は北京っ子だった 詩仙李白は北京で詩を詠んだ わかき日の毛沢東は北京で恋をした こうした点と点とを繋いでいくと 浮かびあがってくる一本の線……劉備も北京っ子国内旅行にしろ、国外旅行にしろ、帰りの飛行機が北京の上空に差しかかると、毎度のことながら知らず知らず身を乗り出すようにして、窓の下の景
Author: 文·李順然 写真·馮進 Year 2002 Issue 1 PDF HTML
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3. 第二話 漢方薬と北京原人―先史時代
北京の南西五十キロの周口店 そこの竜骨山という山から 五十万年前の北京原人の化石が出土した二十万年前の新洞人の化石が出土した二万年前の山頂洞人の化石が出土した一万年前の東胡林人の少女は 巻貝のネックレスを付けていた 牛骨のブレスレットを付けていた盧溝石橋と竜骨山観光旅行で五回も、六回も北京を訪れていながら、まだ周口店には行っていないという人がかなりいます。ちょっと残念なことです。北京の南西郊外の周
Author: 文·李順然 写真·馮 進 Year 2002 Issue 2 PDF HTML
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4. 第三話紀元前一〇五七年三月七日―燕
燕という国が北京に生まれた日に ハレー彗星と木星が見えたという 三千年も昔の話だが…… 戦国時代の七雄のなかでも いちばん北の小国燕は 知恵を絞って生き抜いた 「隗より始めよ」とか「漁夫の利」とか
Author: 文·李順然 写真·馮進 Year 2002 Issue 3 PDF HTML
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5. 第四話 多くの故事の舞台―燕
北の弱国燕が、西の強国秦の始皇帝暗殺を謀った 激怒した始皇帝はしゃにむに燕を攻めまくる 東へ東へと潰走する燕軍のなかには 海を越え日本に渡った落人もいたという 燕の都、北京の人がいたかも知れない 三千余年も昔の話で謎も多いが 日本の佐賀県吉野ケ里の墳丘は 燕の落人が伝えたものかも、と言う学者もいる戦国の策士たち紀元前一〇四六年に誕生し、初めて都を北京に置いた燕という小国に黄金時代をもたらした昭王(
Author: 文·李順然 写真·馮進 Year 2002 Issue 4 PDF HTML
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6. 第七話 劉備は北京っ子―三国時代
北京っ子劉備が南の蜀の皇帝になった だがその翌々年の章武三年 劉備は三峡の険に近い白帝城で病に倒れ 知略縦横の忠臣諸葛孔明も十年後に病死する 残された無力無策の後主劉禅は魏に降り 漁陽郡安楽県公に封じられたとか 安楽県は現在の北京市順義区の一角らしい なんと淋しい劉一族の里帰りだろう劉備は北京っ子今回は『三国志』の時代に入ります。曹操(一五五~二二〇年)とその子曹丕(一八七~二二六年)の魏、劉備(
Author: 文·李順然 写真·馮 進 Year 2002 Issue 7 PDF HTML
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7. 第八話 煬帝と大運河―隋
隋の煬帝(ようだい)は暴君だという だが「よいところ」もあったのでは 中国の南と北を繋ぐ大運河を掘ったとか…… この大運河の北の終点は北京だった ある歴史学者はいう 大運河がなかったら元の大都もなく 明、清の北京もなく
Author: 文·李順然 写真·馮進 Year 2002 Issue 8 PDF HTML
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8. 「福到」
「おや、福の字がさかさまになっている。ミスかな……」と思われる方もおられるかも知れません。ミスではありません。意識的に福の字をさかさまにしたのです。お正月の北京の街ではこのさかさまの福の字をよく見かけるのですが、これは中国では「福到」―「福到(ふくいた)る」という縁起のいい「文字」なのです。さかさまという意味の「倒」と到るという意味の「到」は、中国語の発音ではいずれも「ダァオ」、これをもじって福の
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1991 Issue 1 PDF HTML
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9. 羊年談羊
羊年談羊―「ひつじ年にちなんで羊を語る」、これが今月のタイトルです。本誌一月号の「食べもの、飲みもの」欄にも似たようなタイトルがあったのを覚えている方もおられることでしょう。わたしのこの雑文は、あそこからヒントを得たもので、姉妹篇とでも思って読んでいただければと筆をとっています。今年は十二支のひつじ年、羊(ひつじ)という字(象形文字カット参照)の下に「大」と書くと「美」という字になりますが、まず今
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1991 Issue 2 PDF HTML
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10. 佳能·施楽
北京放送の東京支局長として二年半ほど日本に行っていて北京を留守にしているあいだに、北京はだいぶ変わりました。もちろん、わたしの好きな北京は以前のままの姿でわたしを迎えてくれていましたが……、あちこちに出来たビル、立体交差、高速道路、テレビ塔……、一九五〇年代の城壁取り払いから教訓を汲み取ったのでしょう、こうした建設が北京という古都の美しさを損なわないようにかなり気を配られながら進められているのはう
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1991 Issue 3 PDF HTML